リハビリテーション

 

  
『認知症の人へのリハビリテーション』
認知症の人へのリハビリテーションにかかわる職種、なかでも作業療法士がどのような目的をもって実践しているのか紹介します。

 
作業療法(OT)とは? Occupational therapy

リハビリテーションのひとつです。

 
 認知症の人を対象とするリハビリテーションは主に作業療法士が中心となって日常の生活機能訓練を行っています。
認知症の人へのリハビリテーションの目的は、情緒の安定、残存する機能・能力の維持と向上、生活環境の調整、安定した日常生活の維持です。
 作業療法士はこれらの目的に対して、残存機能に着目し、その人にとって意味のある体験・活動を提供しています。
作業療法では、日常生活の諸活動(食事、排せつ、入浴、移動など)、仕事、家事、遊びなど人の生活全般に関わる諸活動を『作業』とよんでいます。

当院の作業療法では1日4時間、週5日の日常生活機能訓練を他職種と連携し、作業活動を通して行い

・生活のリズムを整える
・残存機能の維持・向上
・認知症による症状の緩和
・心の安定

を図り、その人らしさと誇りを尊重したうえで心と体の関係性を常に考え生活上の困難に支援の手をさしのべていきます。

週間スケジュール(一例)
AM
9:30~11:30
 ①リアリティオリエンテーション
 ②朝の体操(みんなの体操、ラジオ体操)
 ③個別活動(整容、手工芸、計算プリント、新聞を読む、機能訓練等)
 ④脳トレ、口腔体操
PM
1:30~3:30
レクリエーション
レクリエーション
レクリエーション
DVD鑑賞など
リズム体操
カラオケ

※活動は各病棟のレベルに合わせて活動を行います。
※リアリティオリエンテーション(R.O法)・・・現実見当識訓練です。日付の確認、今日の天気、今日は何の日などを行います。
※レクリエーション開始前は談話、季節の歌を歌う、体操などその場の雰囲気に応じて活動を組み込み取り組んでいます。
※レクリエーションは体を動かす事を目的に行うもの、頭の体操(脳の活性化)を中心に行うものに分けて目的を持って行っています。

【1日の生活の流れ】

6:00   起床
7:30~  朝食/朝食後口腔ケア
9:30~11:30  作業療法
12:00~ 昼食/昼食後口腔ケア
13:30~15:30 作業療法(15:00~おやつ)
18:00~ 夕食/夕食後口腔ケア
21:00  消灯