ご挨拶

ご挨拶

  

 

院長 小林 城治

諸行は無常と仏教では言われて居ります。いかなる人も年老いて行きます。これは避けて通れない真理です。

身体全体の機能は衰えますが脳の機能も衰えていきます。物忘れがひどくなり認知症と診断される方も居ります。御本人の不安のみでなく御家族を巻き込んだトラブルに発展することもあります。そのような御家庭の方のために当院は設立されました。
入院される方は認知症の診断を受けた方々ばかりですが、これまで人生それぞれの御苦労を経験されて来た方々です。

その方達お一人おひとりの尊厳を重んじた医療を実践していきたいと心の底から私達医療者は思って居ります。身体機能を回復することで、認知のレベルも改善することが期待できます。それにはチーム医療が大切となります。

私達は、医師によるお薬のみでなく、看護師、介護士、作業療法士、精神保健福祉士、検査技師等の諸スタッフ全員によるチーム医療を心掛けて居ります。近隣地域のみならず県内、都内からも利用者様は居られます。

これからも地域の方々重視で誠意を尽くしてまいりますので、何卒宜しくご支援の程お願い申し上げます。

 

 

看護部長 上野 有貴

神奈川中央病院は2017年2月1日にオープンし一年を迎えることができました。
認知症に特化した病院で認知症の軽度からやや重症の患者様が入院されています。
人それぞれによって症状の現れ方は多様です。

ご家族様より、「家に一緒に居ても何をするかわからない・目が離せない・夜間は頻回に起こされる・安心して寝むれない・第三者がいる時や訪問時は平静で穏やかで以前の健康な時の様に対応できることで中々周囲には苦労を理解してもらえない」等、一番大変なおもいをされお世話されている方が精神的、肉体的に負担を抱えておられるのが現状です。

私もご家族様と同様に認知症の親を抱えて大変な日々を過ごした経験があり痛いほどよくわかります。
少しでも軽減できるようにお手伝いさせていただければと願っております。
大変なおもいをされているご家族様の不安が少しでも軽減・解消し安心して日々を過ごして頂ける様に支援させていただきたいと思っており、病院の必要性を強く感じております。

ご家族様と連携を図りながら薬物療法・非薬物療法・生活機能回復訓練・ご家族様を含めた心のケアまで各々の専門職が多面的に協力し治療を行い、ご自宅や施設等に復帰していただくのが目標です。
患者様はもちろんご家族の立場にたった退院後の生活を見据え様々な情報提供及び支援をスタッフ一同で目指してまいります。